ムーミンワールドは、フィンランドの首都ヘルシンキから西へ鉄道とバスを乗り継いで約3時間、ナーンタリという町にある、小さな島をまるごと使ったムーミンのテーマパーク。大きなムーミンハウスがあって、ムーミンファミリーのキャラクターが歓迎してくれるという、ムーミンファンにとっては夢のようなところです。気候の厳しいフィンランドなので、開業しているには6月中旬から8月までの約3ヶ月と、2月の1週間だけ。このハードルの高さが、ムーミンワールドへのあこがれを強くしているかもしれませんね。
ムーミンワールドのあるナーンタリまで行くには、ヘルシンキからトゥルクまで鉄道を、トゥルクからナーンタリまではバスを使います。トゥルクはヘルシンキの南西約180キロにある、人口20万人弱の町ですが、フィンランドの中では大きな都市です。
ヘルシンキの中央駅から乗車です。平日の午前中は1時間に1本列車がありますが、週末は本数が半分に減ってしまいますのでご注意を。切符の購入方法等はこちら（リンク先 http://www.gnh.co.jp/moomin/museum/）のページをご参照ください。ヘルシンキからは特急で2時間ほど、料金は条件によって前後しますが約20ユーロです。タイムテーブルはこちらをご覧ください。
https://www.vr.fi/cs/vr/fi/etusivu
運が良ければ、フィンランドで人気のロバーツコーヒーのカフェを連結した列車に乗れるかもしれませんよ。
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バス乗り場のある町の中心の広場までは駅から歩いて10分ほどで、駅前はひっそりしています。
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そちらへ歩いていく人が多いので、一緒に歩いていけば大丈夫ですが、駅前をまっすぐ行って賑やかな通りが見えたら左に曲がるということです。（わからなくなったら、思い切って人に尋ねましょう。北欧の人は親切なので、ちゃんと教えてくれます。）大きな広場が見えたら、その周りにバス停があります。ナーンタリ行きは6．7.7Aの路線で、10分間隔くらいにバスがやって来ます。バス停にムーミンのマークがありますね。
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広場には花や野菜等を売る屋台が出ているので、眺めるのも楽しいですよ。ナーンタリまでは約30分、運賃は3ユーロです。
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ナーンタリのバスターミナルからムーミンワールドまでは歩いて20分ほどかかります。バスの進行方向右側に進むと、ムーミンの案内が見えてきます。
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少しわかりにくいので、ここでも迷ったかなと思ったら道を尋ねましょう。ムーミンワールドの手前はヨットハーバーになっているので、ここはフィンランドのマリンリゾートなんだなとわかります。
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さあ、ムーミンワールドに着きました！
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ムーミンワールドは小さな島で、細い橋を渡って行くのです。ワクワクしますよ。
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ムーミンワールドに着きました。
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チケットを購入して、中へ進みましょう（入場料は28ユーロ）。目指すはもちろんムーミンハウスです。
ムーミンハウスの手前で、フィヨリンカと娘たちに遭遇！娘たちがとても可愛いですね。 -
ついにムーミンハウスに到着です。この日はとても良い天気だったので、青空と青いムーミンハウスのコントラストがきれいでした。結構大きな建物ですね。
もちろん、ムーミンハウスの周りではムーミンファミリーが歓迎してくれます。フィンランドの子供たちはムーミンを見ると、ハグしたり握手したり大騒ぎ、スナフキンはイケメンでした！
もちろん、ムーミンハウスの周りではムーミンファミリーが歓迎してくれます。フィンランドの子供たちはムーミンを見ると、ハグしたり握手したり大騒ぎ、スナフキンはイケメンでした！
ムーミンワールドの中心はムーミンハウスですが、島全体にいろいろなスポットがあります。中でも感動したのが水遊び場、小説の世界そのままじゃないですか。スナフキンのテントもありますよ。
また、あちこちにいるキャラクターたちが本当に楽しいんです。フィヨリンカはムーミンパパにブツブツ文句を言っているし（かぶりものはしゃべらないので、ムーミンパパは言われるがままです）。フィヨリンカの娘たちは本当に子供なので、お客さんの子供たちと一緒に遊んでいるんですよ。
そして一番びっくりしたのが、あまり人の通らない細い道に隠れていたトフスランとビフスラン。トランクの中には”飛行おに”のルビーが入っているのでしょうね。写真を撮ろうとしたら『笑って！』と言うんです。日本人スタッフもいるそうなので、日本語を教わったのかな。
ムーミンワールドには、もちろん飲食店やムーミングッズの売店も充実していて、ムーミン好きにはたまらないですね。ヘルシンキから日帰りで訪れる価値は十分にあると思います。ただ、自然あふれる環境なので天候によって印象が変わってしまうことがあるかもしれません。出来れば日程に余裕を持って、お天気の良い日に訪問するのがお勧めです。
