ビーチを後にしようとしたら このようなサインもありました。
ビーチ全体の案内図ですね。
やはりここにもブルーの3本のラインが。バーベキューと犬の散歩は禁止のようです。
ウスワン海峡が広がるこの美しい景色は、ヤコブセンがこのビーチのデザインを手がけた何十年も前からきっと変わらないのだろうと思います。
ビーチも人が手を加えた様子がなく、サインも新しく塗りかえられたりすることもなく、楚々としています。周りの樹木もよい感じに茂っています。
静かに時を重ねているようです。
ビーチを後にしようとしたら このようなサインもありました。
ビーチ全体の案内図ですね。
やはりここにもブルーの3本のラインが。バーベキューと犬の散歩は禁止のようです。
ウスワン海峡が広がるこの美しい景色は、ヤコブセンがこのビーチのデザインを手がけた何十年も前からきっと変わらないのだろうと思います。
ビーチも人が手を加えた様子がなく、サインも新しく塗りかえられたりすることもなく、楚々としています。周りの樹木もよい感じに茂っています。
静かに時を重ねているようです。
監視塔とお揃いのライトブルー3本ストライプ。
このデザインはビーチのいたるところで見ることができます。
砂浜へのアプローチやビーチバレーのポール、案内板、更衣室など、
優しいライトブルーは北欧独特ですね。
そういえば フィンランドの国旗はこの色だったような。
砂浜にはこのようなベンチがあったり、緑も豊かなので、
夏だけでなどの季節も楽しめます。今の時期は紅葉ですね。
道を挟んで ベルビューシアター、ヤコブセンレストランもありますよ。
では レストランでちょっとお茶を。
コペンハーゲン中心部から北へ10キロほど離れたところにヤコブセンの建築群があります。ここは文化財にも指定されています。
1930年代に世界の最先端だったこの場所が、また注目を浴びているそうで、
レストランも再開されています。
ベルビュービーチ。
水色と白のストライプになっているおもしろい形をしたのは 監視塔です。
海が一望できます。
3本の脚は木材で作らているんですよ。
トイレや更衣室、売店もヤコブセンのデザインで、
水色と白のストライプはこのビーチの共通デザインです。
夏に海を楽しむ人でにぎわうビーチも 秋が深まるとひっそり。
この季節、監視塔はなんとも不思議な雰囲気を出していて、少し物悲しいんです。
でも この時期の海は北欧らしくて好きです。
ここに行ったら、しばらくこの景色をただ眺めてください。
10月に入ると気温が下がり、ぐっと寒くなります。
厚手のコートやマフラーで 人々も冬支度です。
若い女の子たちは このようにパンツと短めのジャケットを上手に着こなしていてとてもかっこいいです。
真冬になってもこのスタイルは変わりませんがマフラーをもっとぐるぐる巻きにします。
さすがにスカートの人は少なくなり、足元もすべり止めのついたかかとのしっかりしたショートブーツをはきます。
木々も色づき始めました。
こういうのって、中をのぞいてみたくなりますね。
ガラクタなのかもしれないけれど、独特の世界観。
ヘルシンキには、このような趣味みたいなお店がけっこうあります。
見つけたら好奇心全開で入るようにしています。
街の中心から少し離れると、店先にこうやって可愛いものを並べているお店を見かけます。
なんだか小さな物語を感じます。
こういうお店は お姉さんひとりでやっているところが多いんです。
「何時まで留守です」みたいなメモがドアに貼ってあったりします。
アンティークなボストンバック、昔の映画に出てくるような感じでしょ。
中には、不思議な絵の缶だとか陶器が入っていました。
これもお姉さんのこだわりでしょうか。
おしゃれなカゴ付きの自転車にも乗ってみたいですね。
何のお店かしら?
静々とドアを開けて入ると、小さく微笑みながら Hei!と声をかけてくれます。
中をぐるりと1周すると こだわりの中身がみえてきました。
繊細な形や絵柄のものばかりを集めたアンティークショップです。
ディスプレイも徹底されていて素敵です。
なんか好きなもの似てる!っていう気がしました。
ヘルシンキの代表的な乗り物といえば トラム。
2両編成の車体で市内中心部を回る7路線があります。
初めは乗り方も路線もよくわからなくて、「あっ、間違えた!」と思うことがよくあったのですが、慣れてくるとちょっとしたお出かけや買い物にはかかせない交通手段です。
スイスイ走る新型のものと、ゴトゴト走る旧型?があります。
新型は入口ステップの段差がないので大きな荷物も載せやすいです。
ベビーカーを載せるときは こちらのボタンを押すと少し長い時間扉が開きます。
北欧の人たちは寡黙で優しく、気がつくと誰かがボタンを押して扉を開いてくれます。
運転手さんは 意外に女性が多いんですよ。
ヘルシンキの青い空にそびえるアラビアの煙突、とてもきれい。
日本でもおなじみのブランド・アラビアは1873年創業の北欧で最大規模を誇る
フィンランドの陶器メーカー。
四角い建物にまっすぐ伸びた煙突、タテに連ねたARBIAのロゴと小さい窓が絵になりますね。
このARABIAのロゴ、作られる年代によって微妙に違うんですよね。
ここで作られるカップやソーサーなどの陶器の裏には、ほとんどARABIAというロゴが入っていますが、
そのロゴの形は制作年代を判別する目安になると言われています。
街のヴィンテージショップやフリーマーケットに行くと、このアラビアのの陶器が多く並んでおり
「これはアラビアのものよ!品質に間違いなし!」とお店の人に勧められます。
裏を覗こうとすると、「これは○○年代のものよー」と 先に言われてしまいますよ。
おっと!大切に大切に扱わなくちゃね。
トラム6番(arabia行き)に乗って終点ひとつ前で下車し、この煙突を目指していくと迷いません。
この工場で働く人も多いのでしょう。朝と夕方の6番トラムは通勤の人たちでいっぱいです。
北欧の6月の空はサイコー!
時間の経過とともに流れていくすじ雲は、遠くで大きなかたまりになるみたいです。
日が長くなる6月は、この青空がしばらく続き、真夜中の12時くらいになると空は薄いグレー色になります。
それでもまだ明るくて外は人でいっぱいです。
待ちにまった夏至祭。この日飲まないでいつ飲む?っていうくらい、街中でビール、ビール、ビール。
芝生の上、湖のほとり、海の見える場所、キャンドルが灯るカフェ、短い夏を楽しむ人であふれています。
北欧を訪ねる時の楽しみのひとつに、カフェめぐりとそこに住む人々との出会いがあります。
お天気が変わりやすいので、風が冷たく感じたり、急な雨やどりにはカフェでひと休みすることも多いのです。
派手な飾りや気のきいた音楽があるわけではないですが、ゆったりした空間があります。
市場では、編み物をしながらお店を開いている人もいます。
ドイリーや手袋など。
ふむふむ こんなふうに編んでいくのね、と見ているうちにすらすらと編み上がりますよ。
日本で見ると妙に気恥しくなる風景も ここではなぜかジンときます。
田舎生まれ田舎育ちの私には、なんだかとても懐かしく、昔むかし 母親が私にカーディガンを編んでくれたのを思い出します。
カフェにしても街の通りにしても フィンランドのこの隙間かげんがなんとも心地よいのです。
ますます興味が深くなります。