北欧の食べ物」カテゴリーアーカイブ

きのこきのこ

フィンランドの森ではベリー狩りやきのこ狩りが楽しめます。日本とは異なり、誰でも自由に立ち入って採取することが出来るのだそうです。

数年前の秋、ヘルシンキ近郊のヌークシオ国立公園へピクニックに行きました。白樺が黄色く色づいて美しく、徒歩で2時間ほどの変化に富んだ散策コースを楽しみました。

そのコースの途中、びっくりするほど大量のきのこが生えているところがありました。おとぎ話に出てくるような大きくてカラフルなきのこを発見して、テンションが上がりましたよ。

映画「かもめ食堂」でも、この国立公園をきのこ狩りで訪れていますが、採っているのは地味な茶色の小さなきのこ。やはりカラフルで大きなきのこは、毒きのこなのでしょうね。

港で一休み

みなさん、こんばんは。

この週末はどのように過ごされていますか?

 

週末をヘルシンキで過ごすときには、港近くの広場で開催されるマーケットをよく訪ねます。

私のおすすめは、新鮮なフルーツを使ったジャム。

パンやヨーグルトと合わせて頂くのはもちろん、お肉料理に添えるのもおすすめです。

ジャムのお店

売り場にはたくさんの種類のジャムが

北欧では、リンゴンのジャムを添えた家庭料理が定番。レストランで頂くステーキ料理などにも、ジャムが添えられていることが多いです。

甘酸っぱいジャムの味がジューシーなお肉に良く合って、とっても美味しいんですよ。スパイシーなソースと絡めて、味の変化を楽しむこともできます。

 

 

マーケットでは、雑貨や食品だけでなく、軽食も販売されています。

今日のランチは、人だかりのできていたスープのお店を選びました。パンとコーヒーがセットになった、サーモンのスープは大人気!そばにテーブルと椅子が用意されているので、出来立てをすぐに頂くことができます。

スープのお店

スープのお店は大賑わい

港で感じる海風は、とても心地良いです。家族連れや老夫婦、ランニングに励む人など、たくさんの人々が港を行き交います。

 

いつもより時間がゆっくりと過ぎていくような、そんな素敵な休日でした。明日から新しいジャムを頂くのが楽しみです。

港の広場

 

北欧の飲み物(オーガニックジュース)

3.2

こちらはコペンハーゲンの工芸美術館で飲む
オーガニックジュース(右)です。
瓶の丸みとラベルが素朴でかわいいですね。
ここではオーガニック料理が食べられます。

窓から入る自然光と小さなランプの灯とキャンドル、
中庭の景色も眺められるので、ほっとできる空間です。

テーブルの上にあるのはお塩です。
なめて確認しました。

北欧の飲み物(クマビール)

2.17

フィンランドで売られている通称クマビールです。
KARHU、カルー、もしくはカルフと発音するようです。

黒の缶に目を見開いているクマの顔。
こちらではおなじみのビール銘柄です。
フィンランドに来たら、KOFFの次に必ず買ってしまうビールかもしれません。
スーパーでずらりと並んだビールを見ても、どれが美味しいのかわからないので、
まずはこのインパクトのあるデザインに手が伸びてしまいます。

最初にこれを見たときに、フィンランドでは熊がよく出没するのかと思ったほどでした。

アルコールの低いものはスーパーなどでも購入できます。
vol.は度数を表しています。

まずは乾杯!

北欧の食べ物(ピーラッカ)

2.14

ピーラッカというフィンランドのカリレア地方のおかゆパイです。
スーパーや屋内マーケットで売られている国民食ですね。

ライ麦が入った小麦粉にオリーブオイル、塩などで外生地を作り、ミルク粥を包んで焼きます。
お粥がこぼれないようにギャザーを寄せて包んでいる形が特徴です。

ミルク粥は好みがあると思います。
サーモンスープなどと合わせると美味しいようです。。

でもね、このパンを買っている人ってあまり見かけないんです。
自家製でみんなおうちの味を持っているのかもしれませんね。

ベリージャムをつくろう

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小さな粒のベリー、コケモモ。
濃い赤色のものと鮮やかな赤色を食べ比べてみたけれど、どっちもかなりすっぱい。

マーケットの量り売りで買ってみました。
砂糖を入れてしばらく煮ると ペクチンと酸の量がすごいのか すぐにゼリー化しました。

いくら砂糖を入れてもすっぱい。
もっと砂糖を入れちゃおう。
まだすっぱい、すっぱい。
こんな味でいいかな?もうこのへんで砂糖の投入はやめとこう。

ベリージャムは 酸味のある黒パンにつけるとおいしいです。
北欧では肉料理の添え物として使われ、伝統料理のミートボールにつけて食べたりもします。
保存にも優れています。
北欧でステキなジャムポットをみかけるのは そういうことだったんですね。
次はジャムポットを紹介します。

マーケットへお買い物に

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こちらは庶民的なマーケット広場。

八百屋さんや魚屋さん、花やカゴも売っています。
野菜はとても豊富で、どこか近くの国から輸入されてくるのでしょうか。
国内産かな?と思われる じゃがいもやキノコ、りんごは種類もたくさんあります。
じゃがいもはねっとりとしていて、マッシュポテト向きの食感です。
りんごは小振りで、青いものがほとんど。
すっぱくてシャキシャキしています。

大きなカボチャ。とても心惹かれましたけど、こんなのひとりで食べきれません。

地元のおじさんやおばさんに混じってうろうろ散歩。
疲れたらコーヒー屋台でひと休みがいいですよ。

どうしても欲しかったお目当てのもの、見つかりました。

これはまたあとで。

レバーソテーがおいしい

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ヘルシンキにある レストランKosmosは1924年からの老舗レストラン。
この日は、レバーソテーをいただき、大満足でした。
付け合わせのマッシュポテトは、フィンランド料理にはつきもので、ここではトンネルを掘れるくらいの
量でした。調子にのって食べ過ぎると、メイン料理が食べられなくなります。
フィンランドのマッシュポテトはとてもクリーミーなんですよ。

壁に肖像画があって、2枚飾られていました。確かガイドブックで見た時は1枚だったような。

エントランスの天井には大きなイルカのオブジェがあります。店内はしっとりとした照明でカーテンも壁も統一感があり、素敵なところです。トナカイ料理もおすすめです。

かもめ食堂

こちら、かもめ食堂。Kahvila Suomi カハヴィラ スオミ
フィンランド語でカハヴィラはカフェ、スオミはフィンランドという意味です。
日本人にはおなじみですね。
なぜこの場所に?っていうわかりにくいところにあります。

この映画にはヘルシンキの豊かな食材がたくさん出てきます。
森で採るキノコがめずらしいですよね。

日本人向けのお料理が多いのか、テーブルにはソースやお醤油も置いています。

旬なもの

ヘルシンキの市場では、今の時期にしか味わえない野菜やくだものがあります。
この青豆もそのひとつ。

1Lカップでの測り売りです。青豆をとにかくカップに縦に詰めていって、いっぱいになったら1L。
もちろん味見もできますよ。
さやの中の新鮮な豆は、食べだしたら止まりません。お店の人もおやつ代わりにムシャムシャ食べています。

その季節にしか味わえない旬な食べ物は、少し青臭くて、ちょっと甘くて、体がシャキッとなるような味がするんですね。

花の色も鮮やかで、晴れた海辺の市場は人々で賑わいます。