投稿者「marri@marri」のアーカイブ

マリメッコはお好きですか

フィンランドではmarimekko(マリメッコ)は人気ブランド。
世界に誇るファッションブランドです。
ヘルシンキのエスプラナーディ通りには2店舗あり、少し離れた郊外にはアウトレットショップもあります。
(写真はそのアウトレットショップ)

大胆できれいな色柄が人気で、「ウニッコ」と呼ばれる大きな花柄プリントは、
誰でも一度は目にしたことがあるテキスタイルですね。マイヤイソラの代表作です。

マリメッコには歴史があって、ヴィンテージのファブリックも素敵なものが多いです。

日本人にはまず、バックやポーチなどの小物からあわせてみるといいと思います。
シンプルな洋服に、明るい色ものを少しあわせるのも、北欧スタイルらしさです。
あくまでも、さりげなく・・・

アカデミア書店

ヘルシンキのストックマンデパートの向かいにアカデミア書店があります。
三層の吹き抜けの空間に自然光が射し込んでいて、建物の中にいるのに、まるで大きな自然の中に包まれているような錯覚を覚えるほど素敵なところです。
書棚の高さが3つに分かれていて、子どもから大人まで楽しめるように工夫されているところも北欧らしいところだと感心します。

書店の一角にカフェ・アアルトがあります。
こちらは黒とベージュのシックな空間に、アアルトデザインの真鍮のランプがアクセントになっています。テーブルをはさんでふたりで向き合うと、ちょうどその真ん中をほんのり照らすくらいの明るさで、そこも好きなところです。

注文したバニラティーがきました。甘い香り。おいしそう…。

ヨハンナ・グリクセン

フィンランドのテキスタイルデザイナー・ヨハンナグリクセンのアトリエ兼ショップです。
「DESIGN DISTRICT HELSINKI(デザイン地区)」のお店のひとつ。綿、絹、麻などの自然素材にこだわったモノづくりをしています。

トレードマークである幾何学模様は個性的でありつつもどことなく懐かしく、そしてぬくもりがあります。
機織り機や染めた糸、白樺のカゴ、オレンジハンドルのはさみ、誠実な仕事ぶりもうかがえます。

私はバックを愛用しています。
毎日使うごとにやわらかくなり、身体に添ってくるのがわかります。
北欧の道具は育つと言われますが、まさにそんな言葉がぴったり。

北欧のものは、すぐに朽ちて捨てられたり、陳腐化するものではなく、人のそばでいつまでも手入れしながら使い続けられるものだと思います。

柔らかい日差し

ルイジアナ美術館は、まるでふつうの家のような小さな玄関から入場します。
入り口からは想像もできないほど、建物の中は広く、展示室やミュージアムショップ、子どものためのワークショップ、カフェなどがあり、ガラス張りの回廊から庭園へ自由に出入りできるようになっています。
疲れたら休憩できる椅子もあちらこちらに用意されていました。

写真は私が座った椅子から見えた、窓の光景です。
外からの柔らかい日差しが白いカーテンに映る様子がとても好きです。
美術館にありがちな堅苦しさがなく、ずっと座っていたくなるような心地よさがありました。
この後、海の見えるカフェへ。

怪しい空

北欧の空が急に怖く感じる時です。

さっきまで晴れていて、人々をあんなに明るく照らしていたのに・・・。

美しいヘルシンキの風景が、まるで絵画の世界になったような瞬間です。
何色とも表現できないような青から黒にかけての濃淡に引きこまれそうになります。

この空を見ていると、自分の小さなわがままがちっぽけなものに思えたり、
ささくれた気持ちがスッと整理されたりするのです。

だから私は、この空も好きです。

かもめ食堂

こちら、かもめ食堂。Kahvila Suomi カハヴィラ スオミ
フィンランド語でカハヴィラはカフェ、スオミはフィンランドという意味です。
日本人にはおなじみですね。
なぜこの場所に?っていうわかりにくいところにあります。

この映画にはヘルシンキの豊かな食材がたくさん出てきます。
森で採るキノコがめずらしいですよね。

日本人向けのお料理が多いのか、テーブルにはソースやお醤油も置いています。

ヘルシンキのかもめ


ヘルシンキのかもめは、ちょっぴりふとっちょです。
堂々としていて、それでいて目がクルクルしていてかわいらしい。

体の模様が少しつづ違うんですね。
白と薄いグレーに黒のポイント。ヘルシンキの空をゆうゆうと飛んでいます。
北欧はお天気が変わりやすく、青空かと思うと真っ暗な雲が空を突然に覆うことがありますが、
大きな風にもうまく体をかわしながら飛ぶ姿は立派です。

ヘルシンキでロケがあった、かもめ食堂(ruokala lokki)は有名ですね。
今でもお店がそのまま残っていますよ。

ヒエタラハティマーケット

ヘルシンキ中心部から電車で少し出かけると、そこにヒエタラハティ広場があります。
広場で行われるフリーマーケット。
一般の人から、本格的なアンティークものを扱う人など、さまざまです。

売っているものは、古着からキッチンもの、本、靴、電化製品、おもしろいものではノキアの電話もありました。
見ているととっても楽しいです。
フィンランドに住む人たちの日常が見えて、ますますこの国が好きになります。

ガラクタみたいで、実はこの中にとんでもないレアものが見つかったりもします。
フィンランドではアラビアやロールストランドの食器はずっと昔から日常生活に使われているんですね。

この日は暑くてお天気もよかったので、出店数も多めです。

ヘルシンキデー/kolme

ヘルシンキで見かけた女の子のファッションです。
斬新な赤やオレンジ、緑などの明るい色が好きみたいですね。

こちらはデンマークに比べると自転車に乗る人が少ないので、ひらひらのワンピースをあわせたり、短いスカートを着こなす女性も多いです。
日本人の女の子に合いそうですね。

みんなとってもおしゃれ上手です。

ヘルシンキデー/kaksi

公園内にあるヘルシンキ最古のレストラン、Ravintola Kappeli。
この季節はテラス席が賑わっていて、いつもいっぱい。
ビールを飲んだり、意外にシャンパンを飲んでる人が多いことにも驚き。お祝いってことなのかな。

1年に1度のヘルシンキデーだから、みんなとても陽気なんだね。待ちに待った夏がきて、
太陽の日差しと、木々の緑と、おしゃべりを めいっぱい楽しんでいるみたい。

北欧の緑はほんとうに濃くて、深くて、美しい。
緑は、人を優しい気持ちにさせてくれる色だと思う。