投稿者「marri@marri」のアーカイブ

柔らかい日差し

ルイジアナ美術館は、まるでふつうの家のような小さな玄関から入場します。
入り口からは想像もできないほど、建物の中は広く、展示室やミュージアムショップ、子どものためのワークショップ、カフェなどがあり、ガラス張りの回廊から庭園へ自由に出入りできるようになっています。
疲れたら休憩できる椅子もあちらこちらに用意されていました。

写真は私が座った椅子から見えた、窓の光景です。
外からの柔らかい日差しが白いカーテンに映る様子がとても好きです。
美術館にありがちな堅苦しさがなく、ずっと座っていたくなるような心地よさがありました。
この後、海の見えるカフェへ。

怪しい空

北欧の空が急に怖く感じる時です。

さっきまで晴れていて、人々をあんなに明るく照らしていたのに・・・。

美しいヘルシンキの風景が、まるで絵画の世界になったような瞬間です。
何色とも表現できないような青から黒にかけての濃淡に引きこまれそうになります。

この空を見ていると、自分の小さなわがままがちっぽけなものに思えたり、
ささくれた気持ちがスッと整理されたりするのです。

だから私は、この空も好きです。

かもめ食堂

こちら、かもめ食堂。Kahvila Suomi カハヴィラ スオミ
フィンランド語でカハヴィラはカフェ、スオミはフィンランドという意味です。
日本人にはおなじみですね。
なぜこの場所に?っていうわかりにくいところにあります。

この映画にはヘルシンキの豊かな食材がたくさん出てきます。
森で採るキノコがめずらしいですよね。

日本人向けのお料理が多いのか、テーブルにはソースやお醤油も置いています。

ヘルシンキのかもめ


ヘルシンキのかもめは、ちょっぴりふとっちょです。
堂々としていて、それでいて目がクルクルしていてかわいらしい。

体の模様が少しつづ違うんですね。
白と薄いグレーに黒のポイント。ヘルシンキの空をゆうゆうと飛んでいます。
北欧はお天気が変わりやすく、青空かと思うと真っ暗な雲が空を突然に覆うことがありますが、
大きな風にもうまく体をかわしながら飛ぶ姿は立派です。

ヘルシンキでロケがあった、かもめ食堂(ruokala lokki)は有名ですね。
今でもお店がそのまま残っていますよ。

ヒエタラハティマーケット

ヘルシンキ中心部から電車で少し出かけると、そこにヒエタラハティ広場があります。
広場で行われるフリーマーケット。
一般の人から、本格的なアンティークものを扱う人など、さまざまです。

売っているものは、古着からキッチンもの、本、靴、電化製品、おもしろいものではノキアの電話もありました。
見ているととっても楽しいです。
フィンランドに住む人たちの日常が見えて、ますますこの国が好きになります。

ガラクタみたいで、実はこの中にとんでもないレアものが見つかったりもします。
フィンランドではアラビアやロールストランドの食器はずっと昔から日常生活に使われているんですね。

この日は暑くてお天気もよかったので、出店数も多めです。

ヘルシンキデー/kolme

ヘルシンキで見かけた女の子のファッションです。
斬新な赤やオレンジ、緑などの明るい色が好きみたいですね。

こちらはデンマークに比べると自転車に乗る人が少ないので、ひらひらのワンピースをあわせたり、短いスカートを着こなす女性も多いです。
日本人の女の子に合いそうですね。

みんなとってもおしゃれ上手です。

ヘルシンキデー/kaksi

公園内にあるヘルシンキ最古のレストラン、Ravintola Kappeli。
この季節はテラス席が賑わっていて、いつもいっぱい。
ビールを飲んだり、意外にシャンパンを飲んでる人が多いことにも驚き。お祝いってことなのかな。

1年に1度のヘルシンキデーだから、みんなとても陽気なんだね。待ちに待った夏がきて、
太陽の日差しと、木々の緑と、おしゃべりを めいっぱい楽しんでいるみたい。

北欧の緑はほんとうに濃くて、深くて、美しい。
緑は、人を優しい気持ちにさせてくれる色だと思う。

ヘルシンキデー/yksi

ヘルシンキデーの良く晴れた日に、素敵な女の子を見かけました。
ペンギンマークValion baari のアイスクリーム屋さんです。
北欧の女性は肌の色が白くて美しいですね。
こんな笑顔で微笑みかけられたら、アイスクリームを買ってしまいます。

フィンランドのアイスクリーム消費量は1年間で13.8リットル。日本の約2倍だとか。

この日は気温もぐんぐん上がって、昼間は27度くらいはありました。
ここまで気温が上がるのは、めずらしいです。でも空気がとても爽やか。

エスプラナーディ公園の木は、うーんと背伸びをしたみたいに高くて、
芝生に揺れる木漏れ日がとてもきれいです。

オールドマーケットホール

広場横のマーケットホールでは、野菜や魚、肉などの食材が売られています。広場よりは少し高級な食材のような気がします。

夏の時期は野菜も豊富、じゃがいもだけでなく、緑の葉物も多く出そろいます。
5歳くらいの子どもが、カップに入ったにしんの小魚をフライにしたものを食べていて、
私が珍しそうに見ていると、
「これは、魚のフライだよ」と教えてくれました。

日本では見たこともないような大きなサーモン、長〜い長〜い深海魚のようなものもあり、そこらじゅう、燻製の匂いでいっぱいでした。

チキン、ビーフ、エゾシカ肉のランチメニューもあったけど、ヘルシンキではエゾシカの肉を使った料理が一番高いようです。
そのうち、トライ!

湾内クルーズ

ヘルシンキは港町。
Kauppatorihi広場の港からは、大小さまざまな船が出ています。
湾内を1時間ほどで回れるものから、遠くストックホルムやエストニアへの国際航路も毎日航行しています。

ヘルシンキ湾に浮かぶ美しい島々を眺めようと、船の甲板にでて白夜を楽しみます。
この時期、太陽が西の空に移動して、やがて沈むまでには5時間くらいはかかります。薄暗い白夜の中にいると、ついつい夜更かしをしてしまいそう。

この日は気温もぐんと上がって、25度くらいありました。
北欧によく見るスジ雲が今日はよく見えます。

寝るのがもったいないような、そんな一日。