投稿者「marri@marri」のアーカイブ

6月夏至

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北欧の6月の空はサイコー!
時間の経過とともに流れていくすじ雲は、遠くで大きなかたまりになるみたいです。

日が長くなる6月は、この青空がしばらく続き、真夜中の12時くらいになると空は薄いグレー色になります。
それでもまだ明るくて外は人でいっぱいです。

待ちにまった夏至祭。この日飲まないでいつ飲む?っていうくらい、街中でビール、ビール、ビール。

芝生の上、湖のほとり、海の見える場所、キャンドルが灯るカフェ、短い夏を楽しむ人であふれています。

編み物をしながら

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北欧を訪ねる時の楽しみのひとつに、カフェめぐりとそこに住む人々との出会いがあります。

お天気が変わりやすいので、風が冷たく感じたり、急な雨やどりにはカフェでひと休みすることも多いのです。
派手な飾りや気のきいた音楽があるわけではないですが、ゆったりした空間があります。

市場では、編み物をしながらお店を開いている人もいます。
ドイリーや手袋など。
ふむふむ こんなふうに編んでいくのね、と見ているうちにすらすらと編み上がりますよ。
日本で見ると妙に気恥しくなる風景も ここではなぜかジンときます。

田舎生まれ田舎育ちの私には、なんだかとても懐かしく、昔むかし 母親が私にカーディガンを編んでくれたのを思い出します。

カフェにしても街の通りにしても フィンランドのこの隙間かげんがなんとも心地よいのです。
ますます興味が深くなります。

こどもの日常

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ぺちゃくちゃおしゃべりしながらお散歩するこどもたち。

歌をうたったり、横断歩道の白黒を リズムをつけて跳ねてみたり。

あっという間に日が暮れて、影が長く伸びていきます。
プラチナブロンドの髪にもキラキラと光があたります。

ヴィンテージショップ

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ヘルシンキにこんなお店を見つけました。
HELSINKI secondhand

小さな入口から入ります。
短い坂道をくだると、体育館のように奥が広い建物にところせましとモノが並んでいます。
家具や食器、カトラリー、洋服に布。
じゅうぶんに一日は楽しく過ごせそうなくらい
めずらしいものがたくさんあります。

入口にかわいいお勉強机がありましたので 写真を撮りました。
国旗と同じ色、白と青なんですね。

ジャムポット

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こちらは Tutti Fruttiの ぶどう柄のジャムポット。
このシリーズは1960?1965年のものだそうです。

この他には プラムやりんご柄もあります。

フィンランドのヴィンテージショップに並ぶ陶磁器の裏には
ほとんどのものにARABIAという文字が入っています。
このロゴは作られた年代によってさまざまな形があります。

ARABIAのヴィンテージが日本人に好まれるのは、
日本の生活スタイルに自然に馴染むからだと思います。
それはぽってりとしたどこか懐かしいモダンな形であったり、色彩であったり。
よそゆきの気取ったものだと、浮いた存在になってしまうけれど、自然と普段の食卓にと合うのですね。
また気に入ったものを 手入れしながら使う気持ちも、実は日本人が大切に考えている習慣なのかもしれません。

ジャムポット

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pomona と呼ばれるジャムポット。

1965~1975年に作られたのだそうです。ヘルシンキのアンティークショップで見つけました。
40年前にこんなに素晴らしいデザインと色彩の陶磁器があるなんて。

一般的にヴィンテージと呼ばれるものは 古臭くて民芸風な骨董品を想像してしまうけれど、
ヘルシンキのヴィンテージはそういう古臭さを全く感じないところがいい。

温かく心がほっとするようなジャムポットが朝の食卓に出ていると とてもうれしい。

ベリージャムをつくろう

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小さな粒のベリー、コケモモ。
濃い赤色のものと鮮やかな赤色を食べ比べてみたけれど、どっちもかなりすっぱい。

マーケットの量り売りで買ってみました。
砂糖を入れてしばらく煮ると ペクチンと酸の量がすごいのか すぐにゼリー化しました。

いくら砂糖を入れてもすっぱい。
もっと砂糖を入れちゃおう。
まだすっぱい、すっぱい。
こんな味でいいかな?もうこのへんで砂糖の投入はやめとこう。

ベリージャムは 酸味のある黒パンにつけるとおいしいです。
北欧では肉料理の添え物として使われ、伝統料理のミートボールにつけて食べたりもします。
保存にも優れています。
北欧でステキなジャムポットをみかけるのは そういうことだったんですね。
次はジャムポットを紹介します。

マリメッコは目立ちます

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マリメッコの代表デザイナーといえば、マイヤイソラ。
このテキスタイルのウニッコはだれにでもわかるアイコンとして、今では日本でも大人気です。

厳しい自然の中で、この大胆な柄とカラフルな色は、北欧の人々の気持ちを明るくしてくれるもの。
マリメッコのテキスタイルは自然からインスピレーションを受けたものが多いような気がします。
小さな花や種、葉っぱやつるの形、自然のさまざまなものを パターンにみることができます。

郵便局には、このウニッコ柄の封筒やグリーティングカードがたくさん置いてあります。
北欧を旅した人が、ここからお手紙やプレゼントを贈るのでしょう。
遠い国からこんな素敵なパッケージで荷物が届いたらうれしいですね。

ヘルシンキ郵便局

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北欧雑貨を買った時は、いつも郵便局から日本へ向けて荷物を送ります。
封筒や段ボール箱などはサイズもいろいろ豊富にそろっているので、
荷物も持ち込んで、ここでパッキングするといいです。

中央駅すぐそばの建物の中は鮮やかなオレンジ色がベースになっていて
とても明るく感じられます。
冬の暗い時でもここに来ると ぱぁっと気持ちが明るくなるような
そんなところです。

マリメッコの影響かな。

サウナに入ろう

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おめあてのもの ありました!

サウナで使うヴィヒタです。
これは白樺の枝を束にしたもので、サウナにはかかせません。

サウナ好きのフィンランド、白樺のヴィヒタを使って身体を叩く習慣はずっと昔からあり、
白樺の香りを楽しみながら、叩くことによって血行をよくします。
またサウナ内の熱気をかき回すことにより、悪魔を追い払って幸福を願うという意味も込められているとか。

どちらにしても、寒さが厳しい国では、この身体の芯からあたたまるサウナは楽しみのひとつです。
公衆のサウナでは葉っぱが散るので使えませんが、自宅やまた湖畔のサウナでは使用できますよ。

ひとつ くださいな!
Kiitos キートス!