投稿者「marri@marri」のアーカイブ

スワンチェア

こちらヤコブセンのスワンチェア。
ベッドの色に合わせた深いオレンジ色です。
白鳥が羽根を広げたような形で、肘掛がついており、回転します。
ゆったり座ってちょっと考えごとをしたり、本を読んだりするのに最適でこの椅子にはよく座りました。
気がつくと寝てしまっていることもありました。
この部屋の主役は座り心地のよいヤコブセンの椅子なんですね。

私の部屋は角部屋で2面がすべて窓になっていました。
とても明るく、日差しが入るとほっとします。
部屋のカーテンは着替えをする以外は空けておきました。
北欧の雲の流れや空の色の移ろいを見ていると、自分の心と向き合っているような気がしました。

セブンチェア

アルネ・ヤコブセンのセブンチェアは世界一売れていると言われている椅子です。
あ〜この椅子どこかで見たことあると思われる方もいらっしゃると思います。
オフィスなどでよく見かけるセブンチェアは合板で作られたカラフルなものが多いですね。
こちらのSASホテルの素材は布張りでした。
この椅子の特徴は背座面の微妙な曲線です。
硬くて何だか座りにくそうな椅子に見えますが、長時間座っていても疲れないのです。
とても快適。
くびれのある背面が背中にフィットします。

GNHのオフィスにはセブンチェアの白がありますよ。
内覧会でお越しになったら、ぜひ座ってみてください。

SASホテル 1

北欧を代表するデザイナー、アルネ・ヤコブセンが設計したSASロイヤルホテルの一室です。
今回の部屋は全体がオレンジ色ベース。
床・壁・椅子・ベッドの色が統一されていて落ち着いた色調です。
壁やカーテンはとてもシンプルで、ヤコブセンがデザインしたもの以外は余分なものが何もありませんでした。
一番のお気に入りはこちらのベッドの照明なのですが、明かりが点くと違う色になり、しかも夜は浮き上がったように見えるのです。
形といい、色といい、昼夜両方楽しめました。

ホテルにはヤコブセンがデザインした椅子があちこちにあり、次回はそちらをご紹介します。

ありがとう、Tak タック

散歩の途中、「青い花の陰に白鳥のヒナがいるのよ」と声を掛けてくれました。
いつもこの公園を散歩されているご婦人のようです。
少しなまりのある英語と、時々のデンマーク語。
白鳥のかわいいヒナを眺めながら、しばらくこの公園について話してくれました。
草木のことや、公園で見かける鳥のこと、池の大きさ。
私の英語はうまく通じず、身振り手振りの会話でしたが、北欧での始めてのお友達としばらく楽しい時間を過ごしました。

「あなたの写真を撮ってもいいかしら?」と尋ねると、「お化粧もしていないのにいいの?」と頬を撫でながら恥ずかしそうに笑ってくれました。

公園を半周ほど一緒に歩いて、やっと覚えたデンマーク語でさよならです。
Takタック!

午後の公園で

いつもの公園に犬がいました。
大きい体だけど、おとなしく優しい顔立ちです。
飼い主と一緒に日光浴に来たようで、暗くなるまでボールで遊んでいました。

北欧には、眺めていると気持ちが穏やかになれるものがたくさんあると思います。
そのひとつは自然です。
森や湖は大きく豊かで、日常の悩みや心配事もちっぽけなものに思えてきたり、足元にある小さな花は可憐だけど、しっかり咲いている姿に勇気づけられたりします。

また大きな自然と向き合い、学びながら生まれた数々の北欧デザインは、人に優しく、使いやすく、本物だからこそ長く人に愛され、使い続けられてきました。
シンプルで主張しずぎないデザインは見ていてとても心が穏やかになります。

マリマリが提案する結婚指輪も、使う人たちにそうあって欲しいと思います。
自分に合うお気に入りの指輪をぜひ見つけてくださいね。

素敵な女性

美術館で出会ったふたりのご婦人たち、とても素敵でした。

長い髪を後ろでまとめ、ジーンズとレギンスをかっこよく着こなしています。
トレンチコート、スニーカー、バック、すべて薄いクリーム色でまとめたスタイルに思わず見とれてしまいました。
しかもサングラスもキャメル色で良く似合っていて、とにかくカッコイイのです。
年齢が進んでも、ちゃんと自分なりのスタイルでおしゃれを楽しむことって素敵なことですね。

日本では紫外線を防ぐために、帽子や日傘を利用したりしますが、こちらの国では一切見られませんでした。
厳しい寒さが緩み、暖かい日差しが降り注ぐようになると、太陽のエネルギーを体に蓄積させているかのように日光を浴びています。
早春から夏への時期はみんなにとって愛しい季節なのですね。

海、Hav ハウ

北欧の海はとても穏やかです。
波がなく、静かな湖、大河のように思えるほどです。
デンマークはドイツ国境を接するユラン(ユトランド)半島からリ・ベルト海峡を挟んでフュン島、ローラン島など400以上の島々から成り立つ国です。
静かな海には、小さなヨットもあり、風に乗って流されるというより、ただ浮かんでいる様子なんです。時間が止まって、まるで絵を見てるようでした。

日曜日ということもあって、この丘から海を眺める人たちがたくさんいました。
大人は休息と励ましを求めて、子どもは一層のエネルギーを求めて、ここに遊びにきているようです。

宮殿前では

ちょうど衛兵交替式が行われていました。
11時30分にローゼンボー離宮を出発し、少し離れたアメリエンボー宮殿に12時きっかりに到着します。
クマの毛皮の帽子を被った衛兵の行列はガイドブックなどでよく見かける光景です。
もともと王家の住居ではなかったそうで、衛兵が立っていなければ宮殿とは思えないほど静かな佇まいでした。
ローゼンボー離宮はクリスチャン4世王により建てられたオランダルネッサンス様式の建物。
熱烈な恋に落ちた王が愛する人と暮らした新居だそうです。
このあたりは博物館や美術館が多く立ち並ぶ文教地区です。
街の中心部の重厚な建物と緑深い自然がうまく調和されていて、この国の歴史を感じます。

雨の朝

目が覚めると雨の匂いがしました。
そういう日は、傘を持って出掛けます。
この日も突然雨が降り出し、体が冷えてきたので雨宿りを兼ねてカフェに立ち寄りました。
気温もぐっと下がり、椅子にはブランケットが用意され、昼間でもテーブルのキャンドルに灯がともっています。

店内を見渡すと照明器具が多いことに気がつきました。
全体を明るくするというよりも、明かりを楽しむような照明です。
緯度が高いために冬の日照時間の短さや、逆に太陽が一日沈まない夏にもうまく生活スタイルを合わせられる北欧の人々は、光に対する憧れもあるのかもしれません。

炎の揺らめきは、雨の日には心を癒されるものがあります。

厚い雲に覆われた日が多い北欧の空の下では、きれいな花の色に心がなごみます。
アンデルセンの童話に出てくるような家々のそばにはピンク色の鮮やかな花、公園の傍らには背丈の低い白い花。
暖かい季節を待っていたかのように、一斉に咲き始めた草木にエネルギーを感じる。
夏が短い北欧では、こういった花々が見られるのもごくわずかな間なのでしょう。
可憐で小さな白い花は風に揺れています。

日本を出発する直前に、友人が気をつけてというメールと一緒に白い小花の写真を携帯に送ってくれたのをふと思い出しました。