ジョージ・ジェンセンのトレー

北欧にはジュエリーブランドってあまりないのだけれど、ほとんど唯一日本でも展開しているのが、デンマークのジョージ・ジェンセンです。なめらかな曲線を生かした美しいフォルムが特徴で、ダイヤモンドや宝石がメインのラグジュアリーブランドとは一線を画しています。

初めてコペンハーゲンを訪れた時、中心部のストロイエ通りにあるジョージ・ジェンセンの本店へ立ち寄りました。立派な店構えですが、ドアマンがいるわけでもなく、気軽に入れる雰囲気です。ジュエリー、アクセサリー以外にも、カトラリーやデザイン用品がたくさん並んでいるので、とても楽しく見てまわれました。おまけに展覧会の目録のような、美しく豪華なカタログも無料でいただけ大満足でした。記念に何か買って帰ろうかと考えたのですが、ジュエリー以外は大きくてかさばるものが多くて、残念ながらあきらめました。

ところが、帰国便のスカンジナビア航空の機内販売で、ジョージ・ジェンセンの素敵なトレーを発見したのです。15センチほどの曲線がとても美しいステンレスのトレー、一目で気に入り購入しました。このトレーは、以来オフィスの机の上に、北欧スタイルのアイコンとして鎮座しています。