北欧を訪ねる時の楽しみのひとつに、カフェめぐりとそこに住む人々との出会いがあります。
お天気が変わりやすいので、風が冷たく感じたり、急な雨やどりにはカフェでひと休みすることも多いのです。
派手な飾りや気のきいた音楽があるわけではないですが、ゆったりした空間があります。
市場では、編み物をしながらお店を開いている人もいます。
ドイリーや手袋など。
ふむふむ こんなふうに編んでいくのね、と見ているうちにすらすらと編み上がりますよ。
日本で見ると妙に気恥しくなる風景も ここではなぜかジンときます。
田舎生まれ田舎育ちの私には、なんだかとても懐かしく、昔むかし 母親が私にカーディガンを編んでくれたのを思い出します。
カフェにしても街の通りにしても フィンランドのこの隙間かげんがなんとも心地よいのです。
ますます興味が深くなります。