皆さま、お久しぶりです。
前回の投稿からしばらく経ってしまいましたが、またお付き合いくださったら嬉しいです。
それでは、前回の続きから始めましょう。
世界遺産スオメンリンナ島へ向かうフェリーは、白を基調とした可愛らしい様子。
フェリーの入り口には「Suomenlinna Sveaborg」の文字。これは「スオメンリンナ スウェーデンの要塞」という意味です。
スオメンリンナはフィンランドがスウェーデン領だったころ築かれた要塞で、19世紀にはロシア軍の駐屯地となりました。ヨーロッパ・北欧の流行もまた、この島を通じてもたらされていたそうです。
狭いクスターンミエッカ海峡に近づくと、大きなクルーズ船とすれ違いました。クルーズ船のテラスに出てくつろぐ人たちと手を振り合って、これから向かうスオメンリンナ島の景色に思いを馳せます。
テラス席はとてもいい眺めです。暖かな日差しが出てきて、気がつくと周りは皆サングラス姿に。
心地よい海風を感じながら、広い空と海を眺めていたら、あっという間に時間が経っていました。フィンランドの世界遺産、スオメンリンナ島に到着です。