ヘルシンキのお寿司屋さん

フィンランドの首都ヘルシンキに何件くらいお寿司屋さんがあるのかGoogleで検索すると、20件近くも表示されてびっくりしますが、多くはビュッフェスタイルの店舗のようですね。

もちろん、職人さんが握ってくれるお店もあって、行ってみた中では2つのタイプがありました。まず、フィンランド人シェフによるスタイリッシュなお寿司屋さんで、画像のような内装でおしゃれな雰囲気です。日本人客が入店すると、店内に少し緊張感が漂うような気がします。

そして、若い日本人のアルバイトが握ってくれた純和風のお寿司屋さん。ちゃんとお茶が出てくるし、サッポロ黒ラベルの瓶ビールが置いてあったりします。

どちらのタイプでも、握りの主役はサーモンで、こればかりは日本よりも美味しいんじゃないかな。脇に粉わさびと生姜が添えられているのも共通でした。価格はそれほど高くないので、気軽に日本食が食べられるのはいいですね。

ジョージ・ジェンセンのトレー

北欧にはジュエリーブランドってあまりないのだけれど、ほとんど唯一日本でも展開しているのが、デンマークのジョージ・ジェンセンです。なめらかな曲線を生かした美しいフォルムが特徴で、ダイヤモンドや宝石がメインのラグジュアリーブランドとは一線を画しています。

初めてコペンハーゲンを訪れた時、中心部のストロイエ通りにあるジョージ・ジェンセンの本店へ立ち寄りました。立派な店構えですが、ドアマンがいるわけでもなく、気軽に入れる雰囲気です。ジュエリー、アクセサリー以外にも、カトラリーやデザイン用品がたくさん並んでいるので、とても楽しく見てまわれました。おまけに展覧会の目録のような、美しく豪華なカタログも無料でいただけ大満足でした。記念に何か買って帰ろうかと考えたのですが、ジュエリー以外は大きくてかさばるものが多くて、残念ながらあきらめました。

ところが、帰国便のスカンジナビア航空の機内販売で、ジョージ・ジェンセンの素敵なトレーを発見したのです。15センチほどの曲線がとても美しいステンレスのトレー、一目で気に入り購入しました。このトレーは、以来オフィスの机の上に、北欧スタイルのアイコンとして鎮座しています。

重ねる椅子

事務所の椅子は、全てセブンチェアーで揃えています。

北欧スタイルの結婚指輪の会社を立ち上げる際に、このデンマークの椅子を選びました。コペンハーゲンのホテルの部屋にこれがあって、とても座り心地が良かったので、欲しいなあと思ったのです。ゆるやかなカーブが連続しているデザインが美しいです。

この椅子のもう一つの特徴が、重ねて収納が出来ること。結構高くまで積み上がります。デザイナーのヤコブセンはデザイン性だけでなく、機能性も追求したのですね。

独特なフォルムがアイコンとしても使われます。駿河台の明治大学の学生食堂には300脚以上のセブンチェアーが並んでいるんですよ。なかなかインパクトのある風景です。

きのこきのこ

フィンランドの森ではベリー狩りやきのこ狩りが楽しめます。日本とは異なり、誰でも自由に立ち入って採取することが出来るのだそうです。

数年前の秋、ヘルシンキ近郊のヌークシオ国立公園へピクニックに行きました。白樺が黄色く色づいて美しく、徒歩で2時間ほどの変化に富んだ散策コースを楽しみました。

そのコースの途中、びっくりするほど大量のきのこが生えているところがありました。おとぎ話に出てくるような大きくてカラフルなきのこを発見して、テンションが上がりましたよ。

映画「かもめ食堂」でも、この国立公園をきのこ狩りで訪れていますが、採っているのは地味な茶色の小さなきのこ。やはりカラフルで大きなきのこは、毒きのこなのでしょうね。

ヴィンテージ食器を使う

15年くらい前、北欧に行くたびにヴィンテージ食器を探して集めていました。アンティークショップやフリーマーケットを訪ねましたが、当時は今と違って掘り出し物を見つけられることもあり、なかなか楽しい体験でした。

日本へ送った品々は、雑貨屋さんの真似をしてネットで販売したものもありますが、多くは自宅で普段使いしたり、オフィスに飾って置いてあったり。骨董品と違って、50年くらい前のものだから、普通に使えるのがいいですね。

この深いお皿はスウェーデンのブランド、ロードストランドのヴィンテージで、ちょっとポップな模様がかわいいです。毎年夏になると、銀座にある山形のアンテナショップで買った「だだちゃ豆」を茹でて盛るのです。

日本のえだまめ専用器になるとは、数奇な運命のお皿ですね。

メンズ誌でもフィンランド特集

FUDGEの男性版でもムーミンとフィンランドの特集です。先行して発売されていた女性版(表紙のムーミンの図柄が違います)と重なる部分も多いのですが、なかなか興味深く読み応えのある内容です。FUDGEだから従来の雑誌の北欧特集とは、一味違うのが面白い。

サウナや建築デザインの特集があるのが、男性版ならではでしょうか。ヘルシンキの男性のファッションスナップも楽しいですね。メンズ誌で北欧特集って初めてかもしれません。

FUDGEの読者は20代30代中心だから、平成のムーミンアニメも見ていない世代なんですよね。彼らの目にムーミンはどのように映るのでしょうか。お母さんがムーミン好きだったという世界かな。

ヘルシンキでこの内容なら、サブカルも楽しいストックホルム特集をぜひ見てみたいものです。

北欧特集の雑誌

コロナ渦の以前、ヨーロッパへ気軽に行けた頃は、夏前になるといろいろな雑誌で北欧特集が掲載されていました。スウェーデン、フィンランド、デンマークの3か国を組み合わせたような内容が多かったと思います。

久しぶりに雑誌の北欧特集だと思ったら、FUDGE。しかも切り口がムーミンとフィンランドです。

フィンランドの首都ヘルシンキで人口が66万人だから、日本の熊本市よりも少ないくらいの規模。誌面に登場するスポットが、いつもだいたいお馴染みになってしまうのは、いたしかたありません。

それでも、いまどきのファッション誌らしく、写真がきれいだし、ストリートスナップ等なかなか斬新な企画もあり、充分楽しめました。

今日のヘルシンキの最低気温は13度、そろそろ秋の気配でしょうね。

ウニッコ60周年

マリメッコを代表する花柄、ウニッコが60周年を迎えたとのこと。マリメッコの設立が1951年なので、まさに同社を支えてきたアイコンですね。気持ちが明るくなる、素敵な模様です。

この小さなボウルは、3年前にスタッフがプレゼントしてくれました。単色の赤いウニッコなのは、還暦のお祝いの品だから。

私の60周年の方が、少し早かったようです。

アカデミアバッグ

ヘルシンキのアカデミア書店で販売しているエコバッグ、使い勝手が良くて、これも長く愛用しています。

エコバッグというとコットン製が多いと思いますが、こちらはポリエステル製。洗濯は冷水で、アイロンはダメと表示があります。多少重いモノを入れても大丈夫ですが、尖ったモノには弱くて、すぐに穴が空いてしまうのが残念なところ。

ヘルシンキの路面電車の中でも、このバッグを持っている人を度々見かけたので、地元でも人気のようですね。価格が1個1ユーロだったので、たくさん買ってきたのですが、そろそろ在庫切れかも。

早く補充に行かなくちゃ。

マリメッコのシャツ

秋から春の間、マリメッコのシャツを愛用しています。色違いのシャツを週に5回は着ているので、マリメッコの歩く広告塔のようですが、気分はフィンランドです。Jokapoika(ヨカポイカ_「全ての少年たち」の意味)という、少しいびつなストライプ柄のシャツで、毎年新色が発売されるようで多くのカラーバリエーションがあります。

このシャツは、前後に布を張り合わせて襟と袖をつけたようなとてもシンプルな構造。アイロンがけが楽ちんです。画像のフィンランド国旗色のシャツは国内の古着屋で買ったのですが、おそらく30年くらい前のものらしくフィンランド製です(現在はエストニア製)。

このシャツの一番の思い出は、ムーミン結婚指輪のライセンス交渉に出かけた際に、フィンランドのものが良いだろうと着て行ったこと。すると、交渉相手の部長さんも色違いのシャツを着ていらっしゃいました。当社が世界初のムーミン結婚指輪を発売することが出来たのも、マリメッコのシャツのおかげだったかもしれません。

また、北欧のシャツらしく、生地が厚いのも特徴です。そのため、5月の衣替えの時期には暑くて汗ばんでしまいます。マリメッコのシャツが着られなくなると、もうすぐ夏が来るなと思うのです。